1)抗ウツ剤は、痛み対策中心ですが、傷んだ筋肉の修復の機構を
促進するとなっており、治療的意味合いがあります。また頸肩腕症
候群における疼痛は、「過剰な筋緊張⇒痛み⇒筋緊張…」という悪
循環を断つ意義があり、その点でも「治療」です。
うまく効けば、コリはとれてきます。多分、リンパ鬱滞には、効
果は期待できません。
2)頭痛に、抗不安薬の方がむしろ効果あるようですね。筋弛緩剤
も効くかも知れません。どのような頭痛か、見極める必要がありま
す。
3)MRIは、外部委託で、およそ7千円台です。ご本人が希望される
なら、当方としてもデータが増えるので、手続きをいたします。高
額ですが、レントゲンと違って放射線暴露がないのがメリットで
す。
4)処方だけを期待されるなら、予約なしでもごく短時間の診察で
お出しします。
5)治療、療養の方法 私が未熟なだけでなく、この分野がまだま
だわからないことばかりです。
ことに、「慢性疼痛を持ってる方に、急に襲ってくる頭痛、側頸部
や後頚部から肩甲骨にかけての耐え難い痛み」は、鎮痛薬でもあま
りおさまらないことも多く、辛く、精神的にもうちひしがれるもの
です。その予防や、自分での対処など、皆さんの工夫・知恵を寄せ
集めることも重要なので、ご協力ください。
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