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■めまい、ふらつき |
「めまい」はとても多い悩みなのに、専門である耳鼻科も、できるのは診断だけで、治療は循環改善薬や抗不安薬の処方と、生活指導くらいしかやることがなく、自然治癒を期待するのが現状です。 |
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●めまい(回転性) |
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天井がぐるぐる回る感じ
酷い場合は悪心・嘔吐を伴い、立てない |
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交感神経の全身的、局所的過剰緊張から、局所のリンパ管鬱滞が起きて、内耳(平衡感覚器官)の循環不全=機能不全が起きて、めまいが起きる。このめまいでは、回転性が含まれ、@とAでは回転性めまいが起きることはない。耳の周囲、下などに強いコリがあり、同時に耳鳴りや、耳の閉塞感(つまった感じ)、耳の痛み、を伴うことがある。
頭痛も伴う。 |
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ゆれる、ふわふわする
地震のような感じ(他のひとに聞いても揺れていないと言われた)
まっすぐ歩けない
曲がるような気がする、
回転性はない
立ち上がり動作などに関係ない
ずっと坐ってる時や、歩行の最中(特に歩き出しではなく) |
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頸性めまい
後頚部のコリのために、くびの動きのフィードバック(どのように動かしたかという、筋肉の固有知覚の信号)が狂うために、動揺感が出る。
くび、肩の長期のコリから来る場合、最も多いものです。回転を伴うことはない。
頭痛も伴う(特に後頭部)。
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急な動作の時に起きる
(食事、入浴、トイレ、長時間坐位などの後)
意識が遠のく感じ(実際に失神することも)
悪心(吐き気に近い)
心臓が速く打つ |
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起立性低血圧 痛み、他の原因で、自律神経失調の傾向(これは決して精神科的意味ではなく)となり、低血圧と、動作に伴う迅速な血圧調整ができないため、起立時などに一過性に脳虚血(いわゆる脳貧血、たちくらみ)となる。
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慢性疼痛治療方針の原則と同じ(慢性疼痛疾患を治すことが本質)
@安静・休息、充分な睡眠
Aクスリ
三環系抗ウツ剤、ノイロトロピン、他必要に応じて抗不安薬、睡眠剤
脳循環改善剤、抗不安薬、ビタミン剤(B12、B複合剤、Eなど)、筋弛緩剤などが「めまい」の一般的処方ですが、劇的な効果は期待できません。
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B局所治療
関連する部位、
頸性めまいの場合、たいてい左右いずれかの後頚部に強いコリ・疼痛があり、診察で圧痛があり、それを解消する。
回転性めまいで、耳鳴り、耳の閉塞感なども伴う場合は、側頸部、耳や耳の後ろの乳様突起の下などにコリ・疼痛があり、診察で圧痛があり、それを解消する。
いずれも、鎖骨・胸骨周囲、および肩甲骨周囲の治療も含める。
慢性疼痛に伴って、立ちくらみがある場合は、@Aと併せ、疼痛部位の治療を進める。他に血圧を少し高くするクスリ(ジヒデルゴットなど)の併用が効果的なこともある。
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● 質問・回答例 |
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「めまい・ふらつき」に関して、過去に、この「くび肩ネット」 や芝大門クリニック掲示板に寄せられたご質問と、渡辺譲二の回答文の例を転載します。挨拶文のなどの削除や小修正があります。 |
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Q |
今は小康状態ですが・・・ |
40歳 |
T |
40歳・女・パートしながらの主婦です。
15年ほど前、寝ているときに電話が鳴り、飛び起きたときに『ふわ〜』とめまい?のようなものを感じたのが始まりです。
それから肩こりを自覚するようになり、頭に血が回っていないように『ぼー』っとするようなことがあったり・・・
整形外科では「首の骨が普通の人とは逆に曲がっていて、ひとつひとつの形が台形になっている。50代の首ですね・・何番と何番の間が狭くなっている(何番かは忘れてしまいました)」と言われ、インフリー・ミオナールを処方されました。
脳外科でCTを撮っても異常が無く「頚椎からくるものだ」と言われテルネリン・セルシン・キョーリン?を処方。
何年たっても良くならず、今度は心療内科を受診。
そこでは「うつ状態」だと言われ、デプロメール・ワイパックスを処方されました。
気分が落ち込んだり何もしたくないと言った症状は何も無いのに?と伺っても『ふわふわする浮遊感はうつの症状だから』といわれるだけで納得が行かずにずるずると15年も経っております。その合間合間に指先の冷感も感じた事もあります。
現在は肩こりが酷くなると、背中の痛み、目の奥の疲れ、ふわ〜っとする感じ、凝っているほうの頭痛があります。
日常生活がなりたたないほどではありませんが、この不快感をもしも治すことが出来るのなら・・・と勇気を出してお話してみようと思いました。 |
A |
頸性めまい、頸肩腕症候群の可能性 |
めまいは、@回転性(ぐるぐる回る)ものと、A動揺感(ふわふわ、地震のような)、B立ちくらみがあります。肩コリがともなう場合は、@内耳の循環障害、A後頚部の強いコリ、B自律神経機能不全で姿勢の急激な変化に即応する血圧調整の不備で脳の一時的血流不足が原因です。Tさんは、AとBの可能性があります。
過労、その長期蓄積によるものです。身体的実体を伴うもので、その具体的治療で解決できます。いずれも交感神経機能が関与するので、温度・天候変化、生理など体内のホルモン変動、精神的ストレスにより、症状が強く出たり引込んだりしますが、それはあくまで最終的引金です。その「現れ」だけを見ると、精神症状と見なされがちですし、実際にもしばらくの安静や、抗うつ剤、抗不安薬で見かけ上の解決が得られることもあり、医師も本人も確信してしまうことがあります。
頸椎配列不正(カーブがおかしい?)や、椎体の変形は望ましいことではありませんが、ほぼ誰にでもあるありふれたもので、それだけで症状が出ることはありません。
Tさんの症状のうち、1)目の奥の痛みと頭痛は、日常活動の前提条件を崩す、2)背中の痛みは強い全身疲労、倦怠感になる、ので、肩こりやふらつきよりも重要かもしれません。ただ、実際に診ないと確かではありません。受診されれば、治療方向性を示せるかと思います |
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Q |
「頸肩腕症候群の診断について」
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37歳 |
ひろりん |
37歳の女性 専業主婦です(毎日PCは5時間くらい使用しています。)
現在の症状は、メマイ(浮動感はほぼ毎日・回転性は数ヶ月に1度)・耳鳴り・
首、肩、背中、腰の凝り(凝りが酷いと痛くて鎮痛剤使用することも有)。
併せて、安静時の動悸・不安感・ダルさがあり一人での外出もままならない状態です。
耳鼻科にてメニエールの疑いもありとの診断があるのですが
以前事故で鼓膜を破いた事があり
内耳の検査で異常が出てしまってハッキリとした診断ではないです。
そのほかには整形外科にて「ストレートネック」との診断がありました。
ウツや更年期障害と似た症状で心療内科に行った方がいいのか迷っていたのですが
「頚肩腕症候群」と言う名前を聞き症状が当てはまるので
ご相談させて頂いた次第です。
芝大門クリニックさんまでは遠方で通院は残念ながら難しいです。
まず何科に受診すればいいのでしょうか? |
A |
めまい、慢性疼痛 |
全身広範囲、長期間の疼痛、コリは、頸肩腕症候群を疑わせます。
めまいは、回転性(ぐるぐる回る)で、耳鳴りを伴うものは、内耳性で、主に側頸部から耳の後ろにかけてのコリが関係します。動揺感(吐き気も)を主体とするものは後頸部のコリによるものが多く、「頸性めまい」です。どちらもあるかも知れません。
ただ、適切な診断はやはりこちらで診察しないとできません。、
「頸肩腕症候群」診断は、専門医以外では、「検査などの結果、他の病気が考えられないので、頸肩腕症候群ではないか…」ということになりがちです。
休養・安静で軽くなることも多いので、こころがけてください。同じ理由で、抗不安薬、睡眠薬にも期待は出来ます。でも精神的な要因は、症状の変動やみかけ上の発現に影響はしますが、本質ではありません。
痛みについては、ペインクリニックで緩和することができるかも知れません。
ハリ治療にも期待はできます(他の治療に比べて相対的に)。 |
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Q |
首の痛みとめまい |
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キーボー |
1ヶ月ほど前、ふわふわしたような感じがして、まともに歩くことができなくなりました。急いで整形外科を受診し、低周波治療などを受けましたが、あまり改善せず、別の病院にかかり、はり、マッサージなどを受けるうちに少しよくなりました。でも、朝起きたときは、首や肩がこり、頭痛も少しします。脳神経外科を受診したほうがよいですか |
A |
後頚部のコリで「頸性めまい」 |
頸の強いコリ、痛み、動揺感、頭痛、寝起きがきつい、などは、典型的な症状です。目が回る(回転性)でない場合、多くは、後頚部のコリが原因です。ご質問には、年齢、性別、職業など背景要因も含めてください。 |
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Q |
めまい、頭痛、吐き気 |
34歳 |
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34歳の女性です。3人(5歳、3歳、1歳)の子どもがいて、現在育児休業
中です。
数ヶ月前から、フワフワしためまい(ふらつき)と頭が重い(時々、ひ
どい頭痛)、そして吐き気とだるさがあります。その他には、くび&肩
のコリがあり、サロンパスなどが手放せません・・・
以前に何度か「良性発作性頭位めまい症」の発作も体験していますが、
今回は回転性のめまいではなく、
フワフワとしたもので吐き気も伴うので「脳や血管が原因なのでは?」
と思うほどです。
MRIなどある神経外科を受診したらよいのか、神経内科なのか、
迷っています。
過去のレスを参考にさせて頂くと「頸性めまい」なのではないかとも思
っているのですが、受診すればわかるものなのでしょうか?
小さい子どもがいて、時間に制約もあるのですが、原因を知り、症状を
改善したいので、宜しくお願いします。 |
A |
頸のコリで揺れる感じ |
おそらく、頸部(特に後頸部)のコリによる「頸性めまい」でしょう。歩いてる時とか、坐ってる時に、地面がゆれてるような感じ、酷くなるとあゆみが曲ってしまう、などが特徴です。頭痛は、その上への延長で後頭部であることが多く、他にもコリが強ければ、全体とか側頭部頭痛のこともあります。吐き気は、ほとんどの種類の、めまい、動揺感には伴います。
脳の画像診断で異常がわかるのは、腫瘍などで、その場合は、他のもっと目立つ症状を伴うものです。頭痛、めまいでの画像検査では、ほとんど原因となる異常所見が発見されることはなく、念のため、万が一のため、と考えて下さい。
頸部のコリの改善をはかり、それがうまく進まない時に、それから画像検査を考えるのが、実際的だと思います。
受診されれば、上記の仮説通りかどうか診断でき、治療ないし改善が図れると思います。
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Q |
ぎっくり腰…めまい |
34歳 |
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3ヶ月前、ぎっくり腰をしてから、数週間後、ぎっくり腰の際、腕を使
用しすぎたからか、右肩がなんとも言えない痛みが走るようになりまし
た。筋肉疲労かと思い、ほたっておけば治ると思っていましたが、2週
間も続いたので、整形外科を受診しました。そこでは、首が原因でしょ
う。牽引をすれば治ります。と言われました。信じて、2週間ほど続け
ましたが、全く効果がありませんでした。痛みも、増したり、少し楽に
なったりと色々で、その内、めまいまでするようになりました。それも
、右だけです。風呂上がりがいつも、若干楽です。体制によっては、た
まに、すーっと痺れや痛みが引くことがあります。でも、ほとんど、痛
み痺れが持続します。寝ているときが特にひどいです。
結局そこの病院では、治らないことを相談すると、「ストレスでしょう
」で片づけられ、何が原因かもわからず、大きな病院を受診しました。
そこでは、「首の骨が少し長いけど、肩に、注射を打って、様子見まし
ょうか」となり、積極的にmriの検査は進められませんでした。未だ、右
の肩(後ろ)と上腕、首筋から右顔(首から頬側面)に痺れがあります
。仕事上私も、子どもを対象のリハビリ関係の仕事をしているので、ど
うしても、仕事に少し支障がでます。まだ動かすことは十分できますが
、意識しないと、力が入りにくいです。特に夕刻。何が原因でどうなっ
て突然こうなったのか・・・。また、来週、病院に行く予定です。今後
どうすればよいか、アドバイス下さい。 |
A |
全身慢性疼痛から急性腰痛、くび、肩、めまい |
推測: 急性腰痛(ぎっくり腰)と今回の右肩・くびの症状は、@その後の負荷増加とかではなく、A同じ身体状況(多分、疲労などを原因とした交感神経過剰緊張からリンパ管鬱滞)から発した同根のもの、あるいはB腰の痛みが、交感神経過剰緊張になったと考えられます。Cそれに少し上乗せの変動要因として、ストレス、天候や温度の急変、生理によるむくみなどが加わることも多く、それが直接のきっかけのように感じることもありえます。
寝る(つまり体動が少なく、リンパが流れにくい状況)と悪化、風呂で改善、などは、ABの状況証拠です。
めまい・ふらつきは、まゆこさんのような状態では、くび、特に後頚部、の強いコリが原因であることが多く、おそらくその治療で解決します。
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「くびが原因」(つまり変形性頸椎症や椎間板ヘルニア)かどうかは、画像だけでなく、診察でも有る程度わかります。可能であれば、当方をご受診ください。
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遠すぎてダメな場合: @くびが原因だとしても牽引は一般にあまり有効ではない、A心身ともに大胆な負担軽減をすれば、ゆっくりながら、改善が期待できる、Bハリ治療などに期待してみる。
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Q |
頭痛がひどいです |
19歳 |
黒○ |
3月の中旬から常時頭痛がします。
頭痛の痛みは転々と移動します。
頭痛がしていて,頭痛がなくなったと思えばめまいがします。
頭痛とめまいが交互にきたり同時にきたりします。
4月の中旬からは全身がしびれるようになってきました。
椅子に座っている時と洗い物をしている時に両方の足先と膝がしびれます。
手をつかっていると手先がしびれます。
脳に異常があるのでしょうか??
関係あるか分からないのですが、
去年の11月に交通事故に合い左肩関節が180度に挙がらなくなっています。
事故の時に衝撃で顎関節症になり現在も治療中です
病気なのか心配です。 |
A |
事故後の頭痛 |
半年前、交通事故。肩関節や顎に後遺症。頭痛の他、めまい、手足のしびれ(感)を伴う。以上からすると、事故・外傷の後遺症によるものと考えられます(バレ・リュウ症候群)。
ただ、頭痛には多くのタイプがあり、こわいものもあるので、念のため、画像(脳MRI、頚椎MRIなど)検査も必要かと思います。
頭痛の起きる時間、状況、心臓の鼓動に一致するずきずきとする痛みかどうか、目、耳の症状なども重要です。
画像に異常がなく、事故後遺症としての頭痛と診断された場合、治療は、鎮痛剤だけでなく、くびから頭にかけておよび、全身(多分、顔面、顎、肩、手足)のコリ(=リンパ鬱滞)を治すことです。ハリ治療にも期待できます。 |
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Q |
全身のコリとめまい |
40歳 |
ふわ |
パソコン関連の仕事をしております。
主に手首・指(薬指、小指)・肘・腕・肩・首・背中・腰に痛みとコリがあり、痺れを感じる場所もあります。また、フワフワ・ゆらゆらするめまいもあります。最近では、地震かと思うような揺れを、座っている状態や横になっているときも感じます。
右手の手首・肩・腕の痛みは、ずっと以前からあり、整形外科・接骨院などに通っていましたが、治る事はありませんでした。
3年程前から、なかなか眠れなくなり情緒不安定もあって、精神科を受診したところ、自律神経失調症と言われ、今も通院をしております。一時期は、パキシルやリーゼを服用していましたが、現在は、入眠剤のマイスリーと漢方薬を服用しています。
現在は、手首・指(薬指、小指)・肘・腕・肩・首・背中・腰の痛みとコリが激しくなり、めまいの症状も重くなってきました。
こちらの受診予約を取りましたが、受診日が3週間程先になるため、応急処置や軽減できる方法などがありましたら教えていただきたいのですが。
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A |
頸肩腕症候群の症状 |
手からくび、肩、背中、腰の痛みとめまいなどの典型的症状、経過(整形外科受診)などからすると、頸肩腕症候群だと思われます。
フワフワ、ゆらゆらの動揺感は、頸の後ろのコリから来るものと推測されます。いずれも、治療で必ず良くなります。
受診までの間は、良く寝る、やすむ、小刻みに休憩を取る、入浴、ハリ治療などを試してみて下さい。悪い状態では、辛いのに運動やストレッチを頑張ることは有効ではありません。
芝大門、しばぞの共に、当日・前日キャンセルの発生があるので、問い合せもして見て下さい。
では、お待ちしてます。できれば、他院での画像データ(特にMRI)があればお持ちください。 |
早速の返答ありがとうございます。
ずっと、手首・肘の痛みで検索をしていたので、こちらのサイトにヒットしなかったようです。
「必ず良くなる」との言葉に励まされました。
個人的にハリ治療に対しての怖さがあり、試した事がありません。
受診までの間、良く休むように心掛けたいと思います。
痛みが強いとき等は、湿布薬は効果がありますか? その場合は、温湿布と冷湿布のどちらが良いのでしょうか?
かなり前に、手首のレントゲンを撮ったことはありますが、データは手に入りません。MRI検査はやった事がないです。 |
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Q |
だるさを治したい |
38歳 |
元気になりたい |
数年前から同年齢の人より明らかに体力がなく、直ぐに疲れてしまいます。年中疲労が抜けず、仕事をしたらその後どこかに行くのは翌日が休みでないと無理な状態です。慢性の肩こりと眼精疲労。耳鳴り・めまいが良くあります。食事には気を配っていますし、睡眠を良くとってもだるい。飲酒・喫煙一切ナシ。足がむくみ、よく脚がつります。生理前もだるさが増しますが、生理後もだるさが有り、怠けているだけなのか?と自分で感じたりします。心療内科に行ってデパスを服用しましたが、全く改善せず。婦人科で加味逍遥散をもらい飲んでも冷えが改善されただけでした。運動も心がけストレッチなどもしていますが、翌日に必ずと言ってもいいほど、吐き気やめまいが増します。以前 鉄欠乏貧血で増血剤を飲んでいました。数値は現在大丈夫です。最近では寝起きに、左の一部の指だけ感覚がなく、数時間後に感覚戻ります。同時に左足がむくみ痛い。去年は右足の指一本が、一ヶ月間間隔有りませんでした。また、水分を良く摂るようにしてますが、昔から尿意がなく4回くらいしかトイレに行きません。腎臓が悪いのかと心配ですが、病院では原因不明で終わってしまいます。だるさがなければ、やりたい事が沢山あります。治療したいのですが、何科にいけばいいのか? 病気なのか? 困っています。 |
A |
疲労、倦怠は、コリ・痛みから |
疲労、倦怠が強いようですね。内科的な原因は、血液検査他の検査などでチェックされるので、おそらく除外されていると思います。
「慢性疲労症候群」という可能性もあります。ただ、その診断がついても、治療方針は、安静・休息、ビタミン剤、抗不安薬(デパスなど)、抗ウツ剤、漢方やサプリ(CoQ10など)など、すでに試されているものとさほど変わりません。また、かなり休んでいてもだるいとなると、どれだけ休息すればいいのかと不安になるでしょう。「焦らず、気長に…」では、病名がついということ以外に、積極的意義が乏しいことになりかねません。
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以下は、他では通用しない私だけの仮説です。いわゆる内科的原因が無い長期全身疲労は、コリ、疼痛が原因である。さらにその実体は、交感神経の全身的、局所的過緊張によるリンパ管鬱滞による筋肉、関節などの腫れである。これを解消するのが治療の目的となる。安静・休息(当面はムリに運動することはない)の他に、クスリ(三環系抗ウツ薬、ノイロトロピン、グランダキシン、ビタミン他)、サプリ(ヘスペリジン、DHEAなど)、そして何よりも局所的にコリの治療をすることです。
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「元気に…」さんの「慢性の肩こり、こむら返り、朝の手指のこわばりやしびれ感、浮腫みを伴う生理痛。眼精疲労、耳鳴り、めまい、吐き気…」などの症状は、上に合致しそうです。
可能であれば、当方をご受診ください。 |
丁寧なアドバイス有難うございます。親身になって考えてくださり感動です。今まで検査結果が何も無いと「はい次の方」とあっさり追い返されてしまう病院が多く、そこで更に辛い気持ちがありました。”病は気から”という言葉を信じ、最近頑張っていたのに、再び辛さが増しておりましたので感謝です。時間を作って是非伺うつもりです。漢方薬を試してみたいのですが、直ぐには効いてこないものでしょうか?コリの治療はどうすべきなんでしょうね。
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Q |
首、肩、腰などの痛み |
30歳 |
コウ |
頸肩腕症とは言えないのかもしれませんが相談させてください。
3年前に肉体労働の仕事に就いていた時に作業中の事故で首を痛めました。整形外科では骨、脳に異常はない、頸椎捻挫との診断を受けましたが、吐き気、めまい、体験したことのない感覚の頭痛、頭重、首、肩の痛みなどの症状は消えず、横になってばかりいました。
脳脊髄液減少症を専門にしている病院に受診した所、事故直後のMRIでは脳脊髄液減少症と思われる硬膜下腔の拡大がみられるが、受診当日(予約が混雑していたため事故から半年後の受診でした)のMRIではほとんど見られない、自然治癒しつつあると思われるから水分を多くとって安静にし、様子を見るようにと言われました。(ブラッドパッチはしませんでした。)
その後も寝たり起きたりの生活が長く続き、痛みは軽くなっていますが、暑さ、寒さに極端に弱くなり、疲れやすく集中力もなく、背中、肩から二の腕、手のひらにかけて筋肉痛のような、つっているような痛みがでたり、足、腹部にも筋肉疲労、筋肉痛があります。
また、事故後に掌蹠膿庖症を患い、一時は歩行もつらくなる程悪化し、病気が重なったこともストレスでした。掌蹠膿庖症でも骨変形や痛みがでるということを聞き、首の痛みは事故が原因なのか、掌蹠膿庖症が原因なのかと思い悩んでしまい、痛みや病気に神経質になったこともありました。1年前に掌蹠膿庖症の専門の医師に骨の変形はほとんどないと言われ、首の痛みの原因ではないということが分かり今はひとつほっとしています。
病気も一因かもしれませんが心療内科で鬱、不安神経症と診断され現在も通院中です。パキシル、ソラナックスを服用しており、精神的に安定してても痛みはあるので、痛みは気のせい、ではないのではと思っています。
現在は鍼灸、整体に週に一回通っています。施術後はよくなりますが、何日かすると痛みが増します。3年経ち、症状は軽減しましたが完治とはとても言えません。最近頸肩腕症のことを知り、症状が似ているように思いました。外傷が原因なので頸肩腕症とは言えないのかもしれませんが、病気の特定をして頂ければとも思い、受診を考えています。先生のお考えをお聞かせください。
補足させてください。
病気の相談、受診は首の怪我のことをメインでと考えています。 |
A |
事故、外傷後の慢性疼痛 |
捻挫は、手足の関節などでは、受傷後数週間で治りますが、くびや腰の場合は、広範囲の慢性疼痛として長期化することが珍しくありません。
バレー・リュウ症候群と言う診断名もあります。頸椎やその周囲に症状に結びつく明らかな所見がない、他の疾患もないことが前提条件です。
私の持論(独断)ですが、身体に強い侵襲(じわじわ:過労や痛みのくりかえし、急激:けが、手術、他の大病)が加わると、自律神経が全身的およびその部位に局所的に、機能がずれ、特に交感神経の過剰緊張となり、リンパ管鬱滞、腫れ、痛み、交感神経過剰緊張…の悪循環になる様です(疼痛スパイラルとでも言うべき状態)。一般には、慢性疼痛にはもっと器質的な原因があるはずだと考えられ、その仮説・候補として脳脊髄液減少症、掌蹠膿庖症などが、注目されているようですが、実際はそれらに該当する例はごくわずかです。
慢性疼痛では、痛いという身体やその部位を触ると必ずごりごりした実体があります。精神的要因・影響は小さくはありませんが、痛みは決して心因性ではありません。
原因、入口、引金は様々でも、頸肩腕症候群、線維筋痛症、慢性疲労症候群、事故、外傷後の慢性疼痛は、同じような状態となり、よって治療もほぼ共通です。
コウさんは、長期化しているようなので、治療も時間がかかるかも知れません。受診の際、可能なら画像データをお持ちください。 |
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Q |
首背中等の痛み |
31歳 |
かずこ |
技術職(パソコン業務4年)
今年に入ってから肩が痛くなることがあり、今月に入ってからは肩こりに加え首・背中・腰・わき腹(あばら骨)・おしり等全身が急激に痛み出し、体に鉛を背負っているみたいです。加えて胸が苦しい・頭痛・吐き気・めまい・倦怠感闡竄烽閧Bあまりにも辛かったので病院で腸の検査や血液検査をしたのですが、これといった原因がみつからず整形外科ではレントゲンも撮らずに頸肩腕症候群ではないかといわれました。もしかしたら何か怖い病気になったのではないかという不安も重なってか食欲も無くなってしまいました。やはりこういった症状は頸肩腕症候群という可能性が高いですか?もしそうだとしたら、こんなに急激にあちこち痛みが出ることはあるのですか?ちなみに先月流産していますが、それも何か関係があるのですか?
現在は8時間労働でほぼコンピューター作業という職業です。
ここ何日か休養をとっていますが、なかなか周囲に理解してもらえずに悩んでいます。時間を作って一度きちんと診察していただきたいと思うのですが、とりあえず今出来ることを教えてください。家事も手につかないときもあり子供も小さいので早く治したいと切実に思っております。 |
A |
頸肩腕症候群 |
整形外科での「頸肩腕症候群」診断は、
@むやみにムダな画像検査をしないという点では、適切だったかも知れません。診察室所見だけで不必要と判断できることもありますので。異常所見は出ないだろうけど稼ぎになるから検査する医療機関よりましです。
A「はっきりした整形外科的疾患では無いし、どうせ積極的治療はなさそうだから…、休んでれば治るかも…」という位置づけで診断した可能性もあります。治療方針にはさほど期待できないかも。
頸肩腕症候群などの慢性疼痛(線維筋痛症も)は、外傷、手術、別な病気や高熱、精神的ストレスなどが発症や悪化のきっかけとなることがよくあります。
症状が出始め、悪化してからまだ日が浅いので、しばらく安静・休息で軽快するかどうか待ってみる、または、ご心配ならば当方をご受診ください。
「今どうすればいいのか」というご質問が、良くあります。残念ながら、簡単で即効性のある対処法はなく、まして、診ても触ってもいない方に、ネット上でテキスト文で伝えることは困難です。くび肩ネット「診療相談」573、592、「療養相談」242、244などを参考にしてください。 |
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Q |
めまい |
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由美子 |
3週間前に眩暈で起きられなくなり脳外科へ1日軽い脳梗塞の疑いで入院したのですが、ホンと死ぬかと思いました。メニエルよりひどくてどうしょもなかったです。検査の結果異はなく、今は手足の指が痛く吐き気も少しあり、体に力がありません。乳がんもあるので再発が、こわいのですが?
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A |
めまい、正体、=生活習慣病 |
「めまいの正体」という本があります。
良い本ですが、実際にはあまりめまいの正体については、書いてなくて、結局「めまいは生活習慣病である」というのが結論です。つまり、大半のめまいは原因不明ということです。精神的ストレス、過労、睡眠不足、生活リズムの乱れなどの対策は大切です。
「メニエルよりひどくて…」とありますが、経験されたのでしょうか、で、それとは違うと感じられたのでしょうか。
「手足の指の痛みもあり」ということは、過労性(リンパ管鬱滞による)のものが原因かも知れません。特に、くびのうしろや、耳の下あたりに強いコリがあると、めまいの症状が出ます。くび、肩のコリの治療を進めたら改善するかも知れません。
なお、ご質問内容からすると、年齢は重要なカギになりますので、できるだけ明記をお願いします。 |
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Q |
吐き気、フラフラ感、頭痛 |
27歳 |
無職 |
今年の2月の終
わりに、めまいで倒れました。内科と耳鼻科、脳外科にかかり、血液検
査、頭、首のレントゲン、MRIを撮りましたが、特に異常はありませんで
した。ただ、ストレートネックだと言われました。この時の症状が、頭
痛、頭重感、吐き気、のどの違和感、手、足のしびれです。知人に相談
した所、首と肩の凝りが、慢性的にあったので、近所の接骨院にかかり
、首を温める機械と、ハイボルトという機械の電気をかけてもらったら
、治ってきたのですが、6月初めに、また同じような症状が出てしまいま
した。症状、吐き気、頭痛フラフラ感、のどの違和感です。相変わらず
、首、肩のこりはあります。最近、自律神経失調症かな?と思い、心療
内科にも行きましたが、肩の凝りのせいでかたずけられてしまったので
すが、なかなか良くなりません。いいかげん社会復帰したいのですが。
アドバイスお願いします。 |
A |
大丈夫、回復します… |
実際に診たり、治療したりしないと確信もっては言えませんが、以下を参考にしてください。
「吐き気、フラフラ感、頭痛」と、タイトルにもある症状は、おそらく、くびの後ろの頑固なコリによるものです。のどの違和感は、逆にくびの前の強いコリに伴う典型的な症状です。「ストレートネック」は多くのひとが医療機関などで指摘されるものですが、「少し肥満です(または、痩せてます)ね」程度の、ありふれた身体的特徴を表現しただけのことであり、この際の症状には、関係ありません。気にすることはありません。
治療や休業にもかかわらず、進展がないことで、めいってるかと思いますが、適切な対処で、どれも必ず改善しますので諦めず、前向きになってください。 |
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Q |
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45歳 |
としくん |
実は昨年11月から体がふらつく症状が出まして、困ってる状況です。こ
れまで耳鼻科、神経内科、眼科、脳神経科で診てもらいましたが、異常
なしとの事でした。ふらつきは歩いてる時、立ち止まってる時、座って
る時などに起きます。以前から空手の稽古は続けてますが、稽古で汗を
搔くとふらつきが止まるのが、不思議でなりません。しかし、こ
のままだと原因もわからず。どのような治療を行えばいいのかわかりま
せん。何かアドバイスをお願いします。 |
A |
頸性めまい |
ふらつき、動揺感、めまい、は、やっかいな症状で、診断がついてもさらに治療となると決め手がない場合が大半です。(循環改善薬、抗不安薬、安静で気長に待つ)
実際に診察しないとわかりませんが、以下の可能性もあると思います。
頸性めまい: くび周囲、特に後頚部のコリが強い。同時にその延長(上は、後頭部の頭痛、下は背骨に沿ったコリ痛み)を伴うことも多い。回転性めまい(ぐるぐる回る)はあまりない(それは、内耳性の特徴)。左右どちらかに偏ったコリの場合は、歩くと方向が傾く。
他には、周囲のコリも伴うので、後頭部に限らない頭痛、耳鳴りなど耳の症状、目や顔面の症状、肩コリ、背中、前胸部のコリ、疼痛などがあります。
運動やそれによるリラックス効果で症状が軽くなるのは、自律神経(交感神経)機能改善、循環(特にリンパ)改善によるコリの一時的解消があるためかも知れません。
治療: 後頚部のコリだけに限定されている場合は、その局所的治療で比較的短期に治る可能性大。ハリ治療にも少し期待できる。他の広範囲の症状もある場合は、心身の安静・休息、クスリも併用などです。 |
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Q |
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26歳 |
ちょこ |
仕事は5年ほどIT関連で一日中PCに向かう生活でした。
20歳前後から倦怠感が出始め、最近では仕事に行く事が出来なくなり、
今年の1月に心療内科に行ったところ「うつ」と診断されました。
仕事も辞め、処方された抗うつ剤・安定剤を飲んで医師の言うとおり家
で安静にしていましたが、仮眠になりだるさも増加した為、不安になり
違う心療内科に行きましたが曖昧な返答しか頂けませんでした。
具体的な症状を説明するときりがありませんが、多くの不定愁訴・めま
いや動悸や汗(特に乗車時)・PMS(気絶する事も)などです。
また、顎関節症でもあります。
心療内科を訪れたときは、仕事上の過度なストレス・体調不良による精
神的ストレスによって精神的にも病んでいましたが、現在は休息を得て
安定しています。
しかし、体調的には全く改善していないので、休職中に何とか完治させ
たいと考えています。
症状をネット検索すると、うつ・自律神経失調症・慢性疲労症候群・頚
性神経筋症候群等が該当するのですが、いったい何の病気なのでしょう
か。 |
A |
疲労・倦怠感が主? |
数年前から倦怠感が強く出て、他にめまい、動悸、発汗異常、顎関節症、PMSも伴ってるということですね。
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@うつ病⇒倦怠、意欲低下、他の身体症状
A疲労、コリ、疼痛、めまい⇒倦怠感、
の両方の可能性があります。
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@の場合は、睡眠障害、無関心、気分の高低(高揚の時期もあった)などを伴う、疲労倦怠も身体的というより精神的な意欲低下を自分でも感じる、などがあることが多い様です。@A両側面をもつことも少なくありません。どう診断するか、どちらからを主に治療していくかは、診察室で何を訴えるかにも寄ります。さて、ちょこさんについては、痛みなどの身体症状があまり書かれてませんが。
@や、自律神経失調症・慢性疲労症候群は、安静・クスリで、待つということになりがちです。Aの考えで、身体症状(コリ、疼痛)を解決して他の改善を引出すという方針を、試してみる手もあります。医療の多くはそうですが、うまくいくかどうかはやってみないとわかりません。 |
ご返答有り難うございます
心療内科通院時はストレスが強かったためにうつと診断されたのかもし
れません。
しかし、薬の服用で身体的に不眠や倦怠感が強まったため、薬物治療に
不安を持ちました。
又、現在は仕事を辞めたので精神的には異常がないと感じているのでう
つという診断にも疑問を感じ、薬以外の治療法がないか探している状態
です。
家で安静にしているだけですと倦怠感・頭痛・肩や首のこり等だけで、
これはもうずっと続いている症状なので我慢できますが、外出時はすぐ
に疲労感が出て、動悸・めまい・汗・のぼせ・頭が冷たくなり気絶する
手前のような感覚になります。
気持ち的にはやりたい事があったり、社会復帰したいと思うのですが、
身体が全く着いてきてくれません。
これがストレスになっている、とも考えています。
現段階でどのような治療を最初に試してみれば良いのでしょうか。 |
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Q |
めまい |
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なお |
頭がフワフワするめまいが半年以上続いています。いろいろな病院を転
々とし、頸肩腕症候群とか頚性のめまいとか言われています。頚の後ろ
の左だけがこっています。現在、ミオナールとエリスパンという薬を2
,3ヶ月飲んでいますが、効果があまり出ません。このまま薬を飲んで
いるだけで治るのかという不安の方が増す一方です。頚の緊張からきて
るようなので、整体にも数回行っているのですが、まだ効果が出ません
(それどころか、やった後は逆にフワフワ感が増してしまいます)整体
は良くないのでしょうか?また、このような薬を飲んでいれば治るので
しょうか? |
A |
筋弛緩剤と抗不安薬 |
「頸性めまい」は、頸肩腕症候群の症状として良く現れるものです。特に後頚部のコリがガチガチになってる場合は、地震のように揺れることが多いようです。他に、側頸部や前頸部から耳の下にかけての強いコリから、回転性のめまいが出ることもあります。
ミオナールは、中枢性筋弛緩剤、エリスパンは、ベンゾジアゼピン系抗不安薬です。余分な緊張をとり、筋肉の過剰な収縮をやわらげる狙いをもったものです。他の治療状況が良くわかりませんが、ただクスリを飲むだけでは治療効果は少ないかも知れません。
後頚部のコリをとれれば、その症状だけ
については多分、解決できます。他にもくび、肩、腕、背中のコリ、疼痛、頭痛、疲労感などがあるようなら、その治療もすべきです。
可能であれば、当方をご受診ください。不可能であれは、整形外科などで後頚部へのトリガーポイント注射、ハリ治療などに期待ができるかも知れないのでお試しください。整体は、一般に関節とくに脊椎の配列の矯正が治療の中心という考え方(実態はマッサージであることも多い)なので、私とは方針が異なります。
このような質問に際しては、性別とおよその年代、職業・生活などの背景があるとないとでは大違いですので、ご協力ください。 |
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Q |
首・肩の痛みとめまい |
25歳 |
浅○ |
以前から肩こりがありましたが、職場が変わってから肩甲骨あたりも
こるようになり、首にも痛みがでてきました。
1週間ぐらい前にめまい・ふらつき・ふわふわ感がでるようになり
胃のむかつきもでます。
マッサージ・整骨院でのマッサージと電気治療をしましたが
あまり効果がありませんでした。
職業はOLですが、1日に10時間近くはパソコンと向き合ってます。
なにが原因で、どこに行けば治るのかまったくわかりません。 |
A |
くびのコリが強いと動揺感、吐き気 |
くびのコリ、特に後頚部のコリが強いと、めまいが起きます。「胃のむかつき」は、軽い吐き気のことでしょう。めまいと必ずセットになります。後頚部に強いコリがあるなら、それを重点的にハリ治療などすると改善するかと思います。安静・休息が前提です。
めまいは、とても多い症状で原因も様々です。立ち上がり(食事、風呂、トイレなどの後)動作に伴う場合は、起立性低血圧(たちくらみ)です。天井が回る、回転性めまいは、内耳前庭の三半規管の異常で、そのさらに原因は不明のことが多く治療もやっかいです。やはり安静・休息が原則です。耳の下とそれに続く側頸部の強いコリが原因にもなります。
それらほどはっきりした特徴が無く、坐ってる時、歩いてる時などに揺れる感じがするのが、後頚部のコリによるものの特徴です。耳鼻科では、普通、《一通りの検査の後、抗不安薬、脳循環改善剤処方など》になり、あまり効果もありません。可能であれば当方をご受診ください。 |
今日、整骨院に行った際かなり首〜背中にかけてが凝ってますと
言われました。
めまいは座ってるとき歩いてる時にふわふわするものです。
後頚部が問題みたいですね。
なるべく早く受診しにいきます。すぐにコメントして頂いて
ありがとうございました。不安が少しとれました。 |
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Q |
肩にたんこぶのような |
55歳 |
よし |
肩凝りがきつく時々整骨院に通っています。
年末から年始はお休みだったので息子に揉んでもらったりしていました
が昨夜右肩にたんこぶのような直径3センチ位の膨らみがあるのを触っ
て気が付きました。痛くはありません。とりあえずシップをして寝まし
たが変化はありません。強く揉んでもらいすぎたのかしら 整骨院に行
くべきかしら それとも外科?と思いなやんでいます。主人はしばらく
様子をみたらといいますが。
めまいの症状がありMRI検査などで首の凝りが
あるということで現在 セルシンとミオナールを夜服用しています。あ
と朝晩漢方のめまいの薬を服用しています。たんこぶのようなものは触
っても痛くありません。よろしくお願いします。 |
A |
肩甲骨の上のしこり? |
ではないかと思われます。肩甲骨の上内側の角(上角)や、上の縁の少し上あたりに硬くしこりができることがあります。
よしさんは、書き込みによれば、肩こりが強く、さらに、くびに伸びていて、めまい(頸性めまい)を起こす状態かと思います。
コリ、しこりの実態は、大半はリンパ管の鬱滞による、リンパ管自身または担当する筋肉の腫れです。信じられないほどガチガチになるものです。確かになれないもみ方が引き金になったかも知れません。
こぶ状のしこりそのものはあまり心配することはないと思います、できて数日なので、安静、入浴、シップ、軽いマッサージなど(あるいは単に放置)で、治るかと思います。
ただ、こぶ状のしこりも長期化する可能性はありますし、くび、肩の慢性化したコリやめまいについては、治療した方が良いでしょう。
Web上では、ここまでしか言えず、場所や、性状などについて万言を尽くしやりとりしても、「一見にしかず」なので、数日待ってなおご心配ならば、医療機関を受診されたたら良いと思います。 |
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Q |
首のこりについて |
37歳 |
はっぴー |
事務員です。
パソコン業務が多く目の疲れ、首や肩の凝りがひどく
ふらつきがあります。頭部CTを撮りましたが異常なしで
おそらくふらつきは『凝り』だと思うのですが
ひどい場合脳梗塞になると聞いたので心配ですが
本当でしょうか?? |
A |
「頸や肩のコリから脳梗塞」←知りません |
不勉強のせいか、そのようなことは知りません。
そのような言い伝えとかが山ほどあって、把握しきれませんが、冷静に考えて、誰かが因果関係を証明したのかどうか疑わしいと思います。健康に悪そうなことを結びつけると、たいていのひとが納得してしまうし、誰からも反論が出そうにありません。むしろ非常識な説の方が勇気がいるし、イノベーション(!)にもなるし、傾聴に値すると思います。
冗談はさておき、頸のコリから脳梗塞になる怖れなんか多分ないでしょう、と言われて、ガマンできるのであればともかく、それ自体は悪化すると、頭痛にも、耳鳴り、不眠、自律神経失調にもなりますので、治療すべきだと思います。「ホンコワ」だからでなく、今が苦しいから、自分がやりたいことをできないからこそ、解決が必要です。
「頭痛、肩コリ、腰痛なんか誰にでもある」と、他人の苦痛を理解しないとか、自己責任の範囲に押し込めること、だからガマンすること、などを、やめたいものです。 |
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Q |
何時までつずく このふらつき |
70歳 |
渡○ |
3年前小脳梗塞で倒れ酷い後遺症もなく不幸中の幸いだと 喜んでい
ます。今のところ 椅子に座ったり畳に座ったりの 際は今までどうり
ふらつきはありません。30分以上して動くと、下半身の筋肉が酷く痛み
ます。それに立ち上がるとふらつきがはじまります。こんな状況は何時
までも続くものでしょうか。ふらつきの程度は真っ直ぐにわ歩けないで
す。それに何時も頭痛がしているようです、私よりももっと厳しい後遺
症に悩んでいる人からすれば何だこれくらいといわれるでしょうが ご
回答をお願いします。 |
A |
小脳梗塞が原因とすると難しいかも |
小脳は運動制御の中枢なので、そこに梗塞による損傷があると、ふらつきは今後もやむを得ないかも知れません。
@下半身の筋肉痛は、治療可能かも知れません。
A頭痛も、あきらめることはないかも知れません。くびや頭部周辺の筋肉のコリやリンパ管の鬱滞によるものなら治療可能です。
Bふらつきも、小脳梗塞のせいではなく、後頚部のコリによるものかも知れません。@Aと同じ原因、一連のもの、なら改善可能です。
これらは、いずれも多くの医療機関では治療が困難なので、高齢、梗塞があった、命の関わる深刻なことではない、進行するわけではない、などを理由に「しょうがない」としてしまうかも知れません。少なくともいくらかの参考にはなると思いますので、お近くならご受診ください。 |
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Q |
ここ数年 |
42歳 |
ナカマル |
アパレル業。
ここ数年、11〜5月頃にかけて体調が悪くなります。数年とも結果的に普通に戻っているので症状を忘れてしまうのですが、現在もあまり良くありません。
現在の症状は、肩こりがひどく若干頭痛があります。また、右手のしびれも若干ですがあります。その他、めまいまではいかないのですが、フラフラした感じによくなります。以前もこのような症状があったかと記憶しているのですが、頭、首のCT?MR?を撮ってもらっても異常はありませんでした。頚椎の椎間板が少しでてきているのではと言われたぐらいでその事については全く気にしておりませんでしたが、今年になってそのせいではと考えるようになりました。ここ数年、何件か病院を変えて検査してみましたが原因は不明のままで辛い状況です。原因がわかればいいのですが・・・ |
A |
慢性疼痛など |
肩こり、手のしびれ(感)、頭痛、動揺感などの症状はすべて一連のものです。頸肩腕症候群など慢性疼痛疾患の典型的な症状です。
毎年、数か月の不調は、具体的な内容が不明ですが、疲労感、だるさ、力が入らない、冷え、発汗異常、不眠、などが含まれるなら、やはり上記と一体のものです。交感神経過剰緊張が重要な実態のため、季節の変わり目など、身体内外の大きな変化に影響をうけます。
このほか、画像などで特に異常所見がなくても、自己免疫疾患(関節リウマチ、SLEなど、女性に多いが男性にもある)や、季節性のうつ病(冬に悪化)の可能性もあります。
いずれにしても、これまでの検査で解明できなかったようなので、感染症治療とか、手術すれば治るというようなものではなく、長期間かけてとり組むべきものかと思います。
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この病気は治るものなのでしょうか?
数ヶ月間の不調の内容は、疲労感・だるさはありました。今は特に夕方、首・肩のこりと軽い頭痛があります。冷え・発汗異常・不眠等はないですねぇ。
また、以前リウマチ検査もしてもらいましたが、特に異常はありませんでした。
現状仕事に差し支えが出るほど悪くはないのですが、飲み会などの接待がある時に辛い気持ちになります。長期に取り組むことは問題なく、治したいという強い気持ちです。
ありがとうございます。 |
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Q |
頸肩腕症候群によるめまい |
29歳 |
ぽん |
数ヶ月前からめまい(頭がふわふわする)&左側の首の付け根のコリ感があり、いろいろな病院を転々とし、現在神経内科にて「頸肩腕症候群」だと診断されました。以前、整形外科にてホットパックやSSPやウォーターベッドというリハビリをしましたが、効果はなく、結局は首の筋力が弱いからで、その筋力をつけないとダメだと言われました(1年くらいかかるとのこと)。神経内科では、リオレサールと漢方などを処方されましたが、現段階では効果はありません。薬は、1ヶ月で治る人もいれば、長く飲み続けている人もいると言われました。早く治して、子供も作りたいので薬はできれば飲み続けるのは避けたいのですが。。。私の考えでは、鍼治療はどうだろうと思っているのですが、神経内科の薬を飲みつつ鍼治療に通ってみるというのはどうなのでしょうか?どちらの効果が表れたかなど分からなくなってしまうのでは、と親には反対されています。鍼に通うのであれば、神経内科は一端行くのをやめた方がいいでしょうか?
それとも、そちらで一度診てもらった方が良いでしょうか? |
A |
めまい、ふらつき |
くび周囲のコリにより、めまいや動揺感の症状が出ます。
@後頚部、背骨の後ろ、棘突起の列の横1pほどに、背中から頭につながる強い、深いコリがあると、でます。これをとると、単純に解決します。
A耳の下、前後あたりに強いコリがある場合も、めまいになります。この場合は、耳鳴り、難聴、耳の閉塞感、も出ることがあります。また、めまいの性質として「まわる」感じが出ることもあります。治療は@よりは手間がかかりますが、充分に可能です。
Bその他として、いわゆる「立ちくらみ(起立性低血圧)」も、頸肩腕症候群の症状としては多いもので、自律神経失調によるものです。
対策は、まず、頸肩腕症候群の治療の基本方針、そしてめまいについては上記のどれであるかを見当つけてからとなります。可能であれば、当方をご受診ください。
神経内科の処方薬と、ハリ治療併用は問題ありません。ただ中には、医療機関以外での治療を信用してない医師がいますので、聞いたほうがいいかも知れません。なお、ハリも、全てが良いわけではないので、効果次第では他をあたってみることもお考えください。
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神奈川在住の為、行く事は可能なのですが、意外と遠い為何度も通うのは厳しいのですが、そちらではどういった治療をやっているのでしょうか?(今まで、飲み薬・湿布・リハビリなど効果なし。また、仕事も今は休んでいます)頻繁には通えなくても、治療は可能でしょうか? |
過労性疾患(頸肩腕症候群など)の治療基本方針は、くび肩ネットをご参照ください。
クスリも、他院とは、少し違うものをお薦めすることがあります。効果は個人差が大きく、驚くほど効くこともあります。
めまいの原因@Aを判断し、それを取り除くためには、低出力レーザ光治療をいたします。
どれくらいで解決できるかは、他の症状も含めた、頸肩腕症候群としての状態によりますし、始めてみないとわかりません。
また、残念ながら、予約が混んでますので、「頻繁な通院(望ましいのですが)」は受け入れ側としても無理です。 |
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Q |
初めまして。。 |
15歳 |
あいり |
私の症状は首と腰が痛く、頭痛もします。手も痺れていて、手がすごく冷たくなり、倒れることが今まで何回かありました。 先日 学校へ行く途中目眩がしたので家に帰って病院へ行くことにしました。何回か倒れてはいたのですが、ただの貧血だと思いそのままにしていました。今回も貧血だと思い、内科へ行き血液検査をしても以上がなかったのでレントゲンを撮ったところ首が普通の人と反対の方向へまがっていることが分かり入院することになりました。 入院をしてMRIをとって分かったのですが3番目と4番目の隋液が以上に少ない(面積が小さい)事が分かりました。頸肩腕症候群と診断されリハビリという形で通院していて、今は牽引とマッサージをしています。ほかの同じような症状の人のHPなどをみてみると、牽引やマッサージなどをしている人をみかけないのですが、このままで直っていくのか心配です。スポーツなどもすべてしてはいけないとの診断をされたのですが、スポーツなどはしてはいけないのでしょうか?? お忙しいとは思うのですがご指導お願いいたします。 |
A |
自律神経失調症 |
起立性低血圧(立ちくらみ)、めまい、手足の冷え、頭痛、くび、腰の痛み、など、あいりさんの状態は、「自律神経失調症」かと思います。
姿勢や行動に対応しての微妙な血圧の制御、身体内外の環境変化への対応などが、自律神経(交感神経、副交感神経)の役割です。それがうまく行かないと、循環調整がややずれてしまいます。しびれはそのためで、おそらく神経のせいではないと思います。生理痛や、生理のたびに、前記症状が悪化するなどなら、なおさらです。
頚椎の配列が理想的でない、くらいのことは、かなり多く、そのために症状が出ることはありません。牽引(特に坐っての)には意義が少ないかも知れません。
自律神経機能の正常化は、漠然としていて、なかなか決め手がありませんが、目指すのは、規則的でメリハリのある生活です(そんな健康な生活ができてたら苦労しないのですが)。スポーツも含め、日中の身体活動、その健康な疲労による深い睡眠など。適切な栄養。夏でも熱い湯に入浴。痛みは、症状のひとつでもあり、また悪化の原因でもあります、マッサージなどで取れれば、取ったほうが良いでしょう。
筋肉の使いすぎで、腰やくびの痛みが出ることもあります。直後よりは、数時間後とか翌日とかですので、その「結果」を参考に、やれる程度を判断してください。強い力を出さない、ゆっくり大きく、止めずに動かし続ける、などが、お薦めの運動です。ゆっくりスイミング、歩き、ジョギングなど。 |
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Q |
はじめまして |
31歳 |
たかしま |
31歳男性の妻です。何ヶ月前からか症状があったのですが、最近になって会社を頻繁に休むようになったので、会社からちゃんと検査をするように言われました。
まず耳鼻科を受診しました。疲れであろうと睡眠薬を処方していただきましたが、改善されず、脳外科でCT&MRIを撮りましたが異常はなく、めまいや手のしびれ、脱力感などがあったので、めまい科のあるクリニックへ行き聴神経などの検査も行いましたが、頸神経がおかしいと言われただけで、マッサージにも通っていますが、今のところ改善されていません。どこの診療科に行けば自分の症状と一致するいい治療が見つかるかわからず、自尊心が低下している状態だと思います。
そこで、PCで探していたところ似た症状の病名があり、こちらの掲示板を見つけたので、書き込みさせてもらいました。
よいアドバイスがあれば、よろしくお願いいたします。現在は、目薬とマッサージに2日に1回くらいのペースで通っているくらいです。 |
A |
症状は? |
@可能であれば、当方(芝大門、またはしばぞの)受診 A遠い場合は、質問を再整理してください。
【症状は?】 書かれたことばは《めまい、手のしびれ、脱力感》、
診断または処方からは《不眠、疲労、眼精疲労? 》
受診・検査は、《耳鼻科、脳外科、めまい外来》
耳鼻科にいかれてることから、めまい、ふらつきなどが、主訴でしょうか。
頸、肩、背中、腰、上下肢、胸・腹の表面などの、コリ、疼痛、しびれ。頭痛、眼(眼精疲労、眼の奥が痛い、まぶたぴくぴく)、耳(耳鳴り、耳の圧迫感、耳の痛み)、他、めまい、ふらつき、喉の圧迫感、こむら返り、全身疲労、などは過労性疾患、慢性疼痛の症状です(もちろん個別に異なる原因の別の病気である可能性もありますが)。治療方針も、安静・休息(生活・仕事・睡眠など)とクスリについては共通です。 |
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Q |
首と二の腕に痛みが・・・ |
31歳 |
りか |
一般事務職をしています。仕事は週5日約10時間のPC作業です。何年も前から肩こりが酷く、二の腕が痛む症状に悩んでいます。
一年ほど前から、頸の後ろ頚骨を中心として頭と頸の付け根左右にしこりのような腫れができ、そのせいかめまいや眼精疲労、特に自分から見て右側の頭痛に悩まされています。
腕のほうも、右頸から中指までつっぱるような違和感があり、つらい時にはペンを握るのも辛く、字も乱れがちです。右を庇ってか左腕も痛むようになりました。
特に左右の二の腕外側、ちょうど真ん中あたりのツボ(?)に強い痛みがあり、今までも色々な治療をおこなっても(鍼灸など)その時は多少は軽減するものの、痛みは消えません。
半年ほど前、腕と頭痛に絶えられず3ヶ月間弱近所の鍼灸院で鍼灸と電気治療を行ったところ、首の腫れは消え、肩こりはかなり楽になりました。その後、その後多忙だったこともあって鍼灸院通いをやめて3ヶ月たつとまた同じ症状がでてきてしまいました。
今年5月に受けたMRI検査での見解では、ヘルニアの疑いはまったくない、との事。
二の腕の痛みはなぜ直らないのか、なぜこのようなところが痛むのか不安です。(鍼灸師の方にも不思議がられました)また頭痛や眩暈も最近頻繁におきるようになり、またすぐに疲れるなど仕事にも差し障りがでてきています。首の後ろの腫れも、場所が場所なだけに不安です。最近では左右首筋が突如腫れ、首が回らなくなったりつったりと首の異常がでてきています。 |
A |
頸肩腕症候群、または胸郭出口症候群 |
上腕外側、高さ中央、には、こって痛む点があります。頸肩腕症候群ではわりと多い症状です。
MRIで、異常所見らしきものがなかったようなので、頸椎症、椎間板ヘルニアなどは無いことから、上記2つが考えられます。
ハリ治療で軽くなっても、しばらくするとまた痛くなるのは、やや悪いのだと思われます。表層と深層(骨の近く)のリンパ管や筋肉との連絡・分岐の節目が痛むのではないでしょうか。下は肘、前腕、手の背側、上は、肩の後ろ、鎖骨上窩へとつながっているので、それらも含めて治療すると効果が長持ちするかと思います。頭痛、くび、肩のコリ、痛みもまとめて解決できれば、繰り返さないようになることが期待できます。
当方をご受診ください。 |
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Q |
頸肩腕症候群の可能性について |
32歳 |
じゅん |
仕事はウェブ制作をしており、朝〜夕方までパソコンで作業をしています。
3ヶ月程前、無理なストレッチをして首に違和感を感じるようになり整骨院で
治療を受けていました。最近になってようやく治り始めたかと思われたころに
首筋から肩にかけてひどい痛みが生じ、首が回らなくなってしまいました。
とりあえず、整骨院でテーピングをしてもらい「一度整形外科でレントゲンをとるように」と言われたので、行ってみました。
その結果、骨には全く異常がなく、特に何の病名も言われぬまま、
痛み止めと湿布をもらって帰ってきました。
現在の症状は、左側の首〜肩にかけて筋肉をつままれたような(?)
突っ張るような違和感があり、時々肩甲骨あたりに痛みが走ります。
また左腕にだるさがあり、指先に力が入らず、思うように動いてくれません。
首は前には倒れますが、後ろに倒すのが辛いです。
パソコンに向かっていると、頭が重くて首では支えきれず、
頬づえをついてしまいます。
最近、めまいがひどく、微熱が続いています。
休日はとても疲れていてほとんど寝て過ごしており、それでも疲れがとれません。
整形外科の診察を受けた後、インターネットで症状を入力して調べたところ
「頸肩腕症候群」を知りました。
最初は、整骨院の先生に頸椎椎間板ヘルニアの可能性が高いといわれて
受診しましたが、私としては頸肩腕症候群の方が思い当たるふしが多いと思います。
でも整形外科では何も言われませんでした。
こんなに体が辛いのに「何にもありません」となると、
どうしていいのかわかりませんし、腑に落ちません。
私は頸肩腕症候群の可能性はあるのでしょうか? |
A |
頸肩腕症候群の可能性大 |
症状: @おもに左側のくび肩、肩甲骨周囲、腕、手のコリ、痛み、A微熱BめまいC疲労・倦怠。
くび: D後屈があまりできない Eくびの無理なストレッチがきっかけかもと感じてる。
〔頸椎椎間板ヘルニアの可能性〕DEと症状@が左に偏っていることがその可能性を疑わせる根拠です。レントゲン画像で異常なしとのことのようですが、椎間板ヘルニアは、程度が酷く頸椎(骨)の椎体(短い円柱)の間が狭くなってるなら、疑う根拠になりますが、そうではない、また、椎体そのものの変形による神経の圧迫(変形性頸椎症)が無いということでしょう。レントゲン画像上問題ない程度でも、神経を圧迫するヘルニアはあり得ます。MRIでなら確認できるかと思います。ただし、画像の異常所見は、正常なひとにも良くあるものなので、症状との高い相関がないと、そのせいにすべきではありません。
〔頸肩腕症候群の可能性〕大半が身体の左右どちらかに症状が偏りますし、右利きでも左が悪いケースの方がずっと多いものです。ABは、疼痛症状の長期化などから自律神経失調になったためと考えられます。
〔治療はかなり共通〕ヘルニアによるものなら、3ヶ月くらいで症状がかなり軽減することが期待できます。また当面、くびの過度の後ろそりや衝撃がないように注意が必要、が異なることです。
1)安静・休息 2)クスリ、3)個別部位の疼痛治療、が基本です。
また、頸肩腕症候群は、一般に「業務が原因」なので、労災保険による休業、給与補償などの体制を整えるべき、なども違う点です。
可能であれば、当方をご受診ください。 |
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Q |
病院に行くべきでしょうか? |
28歳 |
まきこ |
塾講師をしています。
今年の2月受験が終わると突然頚・肩・肩甲骨・腕が腫れて痛み、めまい、頭痛・吐き気・微熱という症状が出て、鍼灸に行くと、頚肩腕症候群と言われました。
3ヶ月間毎日鍼灸に通いましたが、費用がかさむ上、日にち薬のような気がして、今は行ってません。
現在は肩(鎖骨のあたりまで)と肩甲骨と上腕が軽く腫れ、つっぱったような感覚やだるさ、痛みがあります。そのため疲れやすく、数時間ごとに横にならなければなりません。
それで友人がペインクリニックに行くよう勧めてくれています。
でも、少しずつですが、休めば症状もましになってる感じですし、仕事も週1、2日2時間ずつとできるようにはなっています。
頚肩腕症候群は病院に行かなくては治らないものなのでしょうか?また、私のような症状ではペインクリニックのようなところに行った方が早く良くなるのでしょうか? |
A |
休養だけよりも、治療すべきでしょう |
経過や症状から頸肩腕症候群と言われたそうですが(多分外れていないとは思いますが)、医療機関を受診して、頸椎症、椎間板ヘルニアがないか、内科的疾患はないのかを確認された方がよいと思います。
半年経過して、仕事可能が週1、2日、2時間くらい、生活の他の面での制約も強く、まだかなり重症のようです。
当初より疼痛部位が減ったようですが、強く押せば痛い場所は、全身に広範囲にまだ残ってるものと思われます。疲労・倦怠感はそのためでしょう。
距離・時間的に可能であれば当方をご受診ください。
安静・休養だけでなく、クスリがかなり効く例もあるので試す価値があります(ノリトレン、ノイロトロピン、グランダキシンなど)。決め手は、コリ・痛みの局所的具体的治療です。ペインクリニックとハリ治療は、どちらが必ず良いとも言えません。ハリも、保険治療が可能です。 |
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Q |
ふわふわするめまい |
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おいっちゃん |
パソコンの仕事をしています。8月に回転性のめまいが一瞬した後、ふ
わふわめまいがずっと続いており(日よってする日としない日あり)治
りません。耳鼻科では検査して異常なく、神経内科で首の筋肉が緊張し
ているせいだから肩を回したりしてほぐすよう言われました。薬は飲む
必要はないとのことでした。しかし、一向に治りません。整形外科に行
き、リハビリをしていますが、それもあまり効果を感じられません。ど
うしたらふわふわ感のめまいは治るのでしょうか?長期なので自分でも
不安です。 |
A |
頸性めまいの治療 |
耳鼻科で検査しても原因不明(大半ですが)、肩こり、頭痛などもある場合は、「頸性めまい」と診断されます。
他にも、起立性低血圧によるものがありえますが、これは立上がり動作などによるものなので、ずっと続くことはありません。
残るは、
@頸の後ろから後頸部にかけての強いコリ(これはさらに背中までつながってることが多い)が原因。いわゆる「頸性めまい」です。頭全体が重い、あるいは後頭部を中心とした頭痛、頭重、吐き気むかつきを伴うことも多いようです。回転性めまいはこちらでは起きません。
A耳の下、周囲などに強いコリがあり、つまり耳周囲にリンパ鬱滞が強いせいで、内耳前庭機能不全を起すことがあります。こめかみ、側頭部頭痛、耳鳴り、耳の圧迫感を伴うことも。@も合わせてということも。
治療は、単純で、@後頸部、A耳周囲のコリをとればいいのですが、簡単ではありません。ハリ治療などを試して下さい。後頸部にトリガーポイント注射をすることも効く可能性があります。肩こり、頭痛、腰痛他、全身的、全般的な症状もある場合は、局所の治療だけでは、不十分です。「めまいは生活習慣病」とされるゆえんです。疲労、精神的ストレス、睡眠不足などの対策も必要です。ただし、それらの改善だけ(容易ではないでしょうが)では、めまいは、すぐには治りません。 |
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Q |
薬のことについて |
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みっちん |
めまいが長い間続き耳鼻科に行ったらメニエルでもなく
肩こりを指摘されました。その後もめまいが続き
内科へ行ったところデパスという精神安定剤を飲んだら
あれだけひどかっためまいがピッタリと治まりました。
この薬は依存性があると聞いて不安になりました。
めまいがおさまってもずっと飲み続けてもいいのでしょうか? |
A |
頚性めまい |
ということでしょうか。後頚部などに強いコリがあると、めまい、ふらつきがでます。また、耳の周囲に強いコリがあっても、起きます。
めまいは、「生活習慣病」といも言われ、精神的ストレス、不眠、疲労などから上のようなコリを起こし、そのせいでなることが多いようです。
デパスは、それらの原因に対して効果があるのでしょう。少し眠くなるかも知れませんが、さほど問題があるクスリではありません。長期服用の方も多くいます。30分以内で効果が出て、2時間ほどで終わりますので、必要な時だけ適宜使うという用い方もあります。
なお、くび、肩のコリ、めまいとなると、根本的な対策は、少し別になります。
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