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■頸肩腕症候群、慢性腰痛など「過労性慢性疼痛」治療のガイドライン |
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● 安静、休息 |
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過労性、使いすぎでなったものなので、まずは休めることが治療の柱になります。 |
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◎休養
完全休業 部分休業など
業務負担軽減(時短、残業なし、業務内容の変更)
医療機関の診断書 要「休業、通院、加療」
重症度、職業・職種の違い、私的条件(通勤、家事負担)など
職場では、上司、同僚、労働組合などに相談し、理解を得る。
◎仕事中の休息、ストレッチ、リラックス
仕事を継続ならば、予防と同じ対策
かつ重症度に合わせて、注意する
(例、セッション=一連続作業時間を短くし、頻繁にブレークを入れる、など) |
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◎家庭・私生活
負担軽減の手だてをとる
理解・協力を得る
思い切った省力化
他の活動も抑制 趣味、スポーツ、エクササイズも当面おあずけ
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自己修復機能強化 身体が元来持ってる、筋肉、腱、関節の修復、痛みの緩和、などの機能を強めることが中心です。
全身疼痛緩和 痛み→緊張→痛み…という悪循環から抜出すために、全身的痛みを緩和することが重要なカギになります。 |
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苦痛、局所症状の解決 痛み、動きの制限、だるさ、違和感、不眠、疲労、などの苦痛・症状は、個別にも、目立つ、強いものを優先して解決します。放置、ガマンすると、精神的にも疲弊して、抑うつを招くことになります。 |
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◎疼痛対策
1)抗ウツ剤(効果に個人差が大きいので、合うものを探す)
筋肉修復、痛み緩和に最重要な睡眠相を確保する。
単独でも、「痛くない、軽い」という効果があり、「痛み-緊張のサイクル」を断つねらいも大きい。
くび肩ネット「クスリ・治療」を参照
2)抗炎症剤 筋肉用 ノイロトロピン
3)鎮痛薬 まずは 胃障害の少ないタイプから試す(ひとに依って鎮痛効果が弱いことがある)
いわゆる抗炎症鎮痛薬(ロキソニン、ブルフェンなど)。長期継続(数週間)は胃障害につながりやすい。短期、または頓服。 |
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◎筋の緊張対策
筋弛緩剤
ギャバロン(=リオレサール)テルネリン、ミオナール。
中枢神経に作用し、筋緊張をやや抑制します。(完全に動かなくなる末梢性弛緩剤とは違います)
軽い、緊張がとれるという改善感が得られます。表現を変えると、力が入らない、だるいという副作用でもあります。
◎ビタミン B12
特に神経絞扼症状、神経に沿った放散痛(びりびり響く)がある場合。
神経組織の修復に有用とされている。
◎他のクスリ
抗不安薬
睡眠薬
◎外用
軟膏、クリームなど
シップ薬 |
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◎レーザー(低出力レーザー治療)
1)個別の痛みの治療
2)星状神経節照射で、自律神経機能の正常化、全身の疼痛緩和、が期待出来る。
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◎温熱療法
傷んでる患部、肩、鎖骨上窩、臀部など
ゲル型加熱剤(電子レンジでちん)
ソフト電気あんか
ホットパック
風呂 温泉、(リラックス効果もあり)
パラフィン浴 温める効果
◎他 ▲印はやっておりません
▲低周波通電 ▲高周波通電
▲くびの牽引
▲キセノン照射 ▲赤外線照射 |
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□マッサージ、ハリ
治療院等で受けてください
医療機関が「同意書」を発行すれば
保険治療も可能です
□注射
トリガー注 別記 |
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□自律神経系の治療
星状神経節、レーザー照射
自律神経調整薬
▲星状神経節ブロック
麻酔薬注射は、危険が伴うので
あまりお薦め出来ません。
□ストレッチ、軽い運動
(やや軽症、および回復期に)
運動療法
いわゆる筋トレ、ウェイトトレーニングは、原則として不可
ウォーキング、大極拳 ヨガ、水泳
ストレッチ 別記 |
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□治療期間中にさがす
治療開始時 個人に最適な治療をさがす(くすり、トリガー注、ブロック注射、レーザー照射などの適性)
治癒・復帰までの期間、あるいは就労しつつの治療期間に、過労性疾患になった原因解決の方向を見いだす。
職場、労働、環境・条件
休息の取り方、時間配分などの反省
身体の使い方、私生活などの反省
警告サインと適切な対処を学ぶ
自分にあったエクササイズを見つける
身体が楽になる
症状を悪化させない、痛くない、
好き、楽しい。 |
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□重症、初期
休養・安静が中心
鎮痛・抗炎症
対症療法
□中期
無理をしない範囲で、動かす
ストレッチするなど
□軽症と回復期
ステップ状、試行錯誤的に、活動、運動量を増やす
再発予防、維持につとめる
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